琴ノ若の紹介。関脇に琴ノ若が昇進した。琴ノ若は「すごく光栄うれしくおもう」などと話した。名古屋場所で力を見せたのが四つ相撲を軸に前に攻める相撲。三役昇進後初の二桁勝利となる11勝をあげ関脇昇進を果たした。原動力の1つは大相撲で活躍した家族の存在。琴櫻は猛牛の異名で優勝5回を誇る。佐渡ヶ嶽親方は引退するまで長く幕の内で戦った人気力士であった。琴ノ若は2歳から相撲をはじめ父の番付に並ぶことを目標としてきた。成長のきっかけとなったのが左膝のけがであった。一から相撲を見つめ直した。磨いたのが前に圧力をかけ続ける相撲。下がらないことを意識し取り組んできた。さらに今年から稽古場にタブレットを置き録画し手応えのあった相撲を見返し客観的に分析しどのように攻めれば効果的か研究してきた。次に追いかけるのは祖父の背中。琴ノ若は「思い切っていい相撲をとれるようにやっていきたい」などと話した。
住所: 愛知県名古屋市中区二の丸1-1