きょう惜しくも初黒星となったが、今場所を盛り上げている金峰山を紹介。しこ名は師匠・木瀬親方のふるさと、熊本・熊本市にある金峰山にちなんで付けられている。標高665mで、熊本駅からは車で30分ほどと熊本市民にも親しまれている山。師匠と一緒に登ったこともあるという。金峰山は、約600人いる力士の中で、唯一のカザフスタン出身で、柔道をしていた。元横綱・朝青龍がカザフスタンで柔道をしている金峰山を見に行って、「相撲を覚えれば、強くなる」と声をかけたことがきっかけ。金峰山の好きな食べ物はおすしで、特にサーモン。身長は1m95cm、体重は180kgと幕内力士の平均を大きく上回っていて、身長は関取で一番高い。推しどころは体格を生かした突き押し。おととしの春場所で新入幕を果たが、去年の名古屋場所と秋場所で大きく負け越し十両に転落。それまでまわしを取る四つの相撲も取っていたが、師匠・木瀬親方から「突っ張りの相撲だ」といわれたことをきっかけに、突き押し相撲にこだわって去年11月の九州場所では12勝を挙げて十両優勝。1場所で幕内に復帰。今場所は突き押し相撲もさえ、好調の金峰山。あすは大関大の里と対戦。大の里は身長1m92cmで、体格が互角の2人。迫力のある相撲が見られそう。
住所: 愛知県名古屋市中区二の丸1-1