8月23日、大谷はメジャー史上6人目となる「40本塁打40盗塁」を達成した。試合後、大谷は珍しく本音を語った。7月まで絶好調だった大谷だが、3割1分あった打率は2割9分まで急降下した。大谷は何度も動画を見返したうえでコーチに助言を求めスランプの出口を見出してきたという。バッティング練習にクリケットのバットを取り入れたり、打席に入る時のルーティーンも変えた。バットでホームベースとの距離を測り打席での立ち位置を確認していた。さらに、バットを内側から出す意識づけをハーフスイングで確認する動きを取り入れた。ベッツのルーティーンを参考にした。助けを求めることのできるチームメイトの存在が大谷を救うことになる。8月23日、9回ウラ2アウト満塁で打席に立った大谷はサヨナラ満塁ホームランで「40-40」を達成した。大谷は翌日もホームラン。