宮崎市で行われているソフトバンクのキャンプを駒田健吾が取材、周東佑京に話を聴いた。周東佑京は育成出身の8年目。2年連続3度の盗塁王のタイトルを獲得している。その名を世界に轟かせたのは一昨年のWBC準決勝、前を走る大谷を追い抜きそうになるほどの走塁で、サヨナラ勝ちを決めるホームベースを踏んだ。去年の11月に左ひざを手術しており、このキャンプでは独自メニューでの調整を続けている。ひざの痛みは昨季開幕前の3月からあるという。痛みを抱えながらも試合に出続けた。実は「根性の人」、根性一本で育成からここまで来ている。良いパフォーマンスをお客さんに届けることを頭に入れてプレーしている。