若年性認知症の妻の介護のため退職した藤井康弘さん。料理は康弘さんが担当。「手間暇かけて作って食べてもらえなかったら腹立つ」と、カップラーメンを出すことが多い。この日は大晦日。家族と離れて暮らす1人娘が帰ってきた。過去には、母のそばにいるために仕事を辞めようと考えたことも。今でも費用面など心配しているそう。
若年性認知症の妻の介護のため退職した藤井康弘さん。取材2年目の24年6月、康弘さんに癌が見つかった。手術しなければ命が危ないと宣告された。自ら「僕も嫁も社会的にはいらない存在 重荷にしかなっていない」など話し、妻の介護を続ける意味について「最後は情」など話した。結局、手術のため3週間入院。この間、妻は施設で過ごした。
若年性認知症の妻の介護のため退職した藤井康弘さん。取材2年目の24年6月、康弘さんに癌が見つかった。手術しなければ命が危ないと宣告された。自ら「僕も嫁も社会的にはいらない存在 重荷にしかなっていない」など話し、妻の介護を続ける意味について「最後は情」など話した。結局、手術のため3週間入院。この間、妻は施設で過ごした。