男性では、毎日日本酒2合分以上のアルコールを摂取する人は、お酒を全く飲まない人に比べて腎臓の機能低下のリスクが高まるとする調査結果を、大阪大学の中村祐子特任助教らの研究グループがまとめた。2017年までの5年間に大阪府で特定健診を受けた40代~70代の男女約17万人を対象に、アルコールの摂取が腎臓機能にどう影響するのか、数年間追跡し分析した。男性では、日本酒3合分以上のアルコールを摂取する人は腎臓機能が30%以上低下するリスクが1.6倍高かった。女性については、一定の量のアルコールを摂取している人数が少なかったことから、今回の調査では飲酒量と腎機能の低下との関連はわからなかったという。中村特任助教は「腎臓へのダメージは、以前の研究で考えられていたよりも、少ないアルコール量で影響することがわかった。お酒の量はほどほどにするように気をつけてほしい」と話していた。
