英国国営企業ポスト・オフィスが発表した滞在費用の安い観光地ランキングで、世界40都市で比較し日本が4位にランクインしている。順位付けに使用された8項目の物価を東京と米・ニューヨークで比較すると、約1万6千円の差が出る。観光庁のデータでみると、訪日外国人の旅行支出は約20万9000円、2019年より約5万円増加。日本での滞在日数は平均9.3日間(2024年1月〜3月)、宿泊日数も増加している。オーストリア人観光客3人組の滞在場所は滞在期間3週間、予算は一人あたり67万円で、東京・富士山・京都府・大阪府・広島をまわるという。日本人の出国者数は、コロナ禍前より約1000万人減って2023年は約962万人だという。さらにパスポートの有効旅券数も900万冊減っている。