一方、今どきの理由で思い切った新生活を始めた中学生も。東京から358キロ、絶海の孤島と呼ばれている青ヶ島。その人口はわずか160人ほど。島民たちの熱烈な歓迎を受けヘリコプターから降りてきたのは、東京・大阪・埼玉からの新中学1年生。3人は1年間、島民の家にホームステイし離島留学する。今回の応募は22件もあり、7倍以上の競争率だったという。まずはホームステイ先の島親とあいさつ。さっそく学校へ行き、親と一緒に説明会。さらに来週行われる入学式のリハーサルも行った。3人が通う学校はたった1つの小中併設校。島民の子ども1人を合わせても中学生は4人だけ。それに対し教員は10名だという。自然が豊かだが都会にあるようなものはほとんどない。知り合いのいない離島。今後は親とも簡単には会えない。それにしても親はなぜ離島留学をさせようと思ったのか。ゲームばかりではなく知識を生かし遊ぶ手段や生活する知恵を身につけてほしいとの思いで留学させたという。