阿麻和利にすべてをささげた6年間。仲村梨杏さんは演じることで挫折という苦い味も胸が詰まるような喜びも知った。梨杏さんは「阿麻和利は自分にとって生きがい。苦しいことも含めて全部楽しかったし自分にとっていい経験になった」と話した。卒業公演から2週間後、梨杏さんは大阪にいた。この春から大阪芸術大学短期大学部の舞台芸術コースに進学。梨杏さんは、阿麻和利を通して舞台が面白いものだと思い、舞台についてもっと勉強したいという好奇心から選んだという。新たなスタートは「舞台で活躍する役者になって見に来てくれた方に感動を届ける」こと。