二強横綱の力関係を分析。柏戸と大鵬の対戦成績は柏戸:16勝、大鵬:23勝。直接対決の勝率で最初は柏戸が上回っていたが、2人が横綱に昇進した後は大鵬が上回った。優勝回数に大きな差があるのは横綱時代の力関係が影響している。続いては輪島と北の湖。最初は5歳年上の輪島がリードしていたが、北の湖が横綱になった後は差が詰まる。輪湖時代の後半は北の湖が優勢だった。続いては曙と貴乃花。2人の横綱時代、グラフはほぼ重なり合っている。最後まで力が拮抗していた。二所ノ関親方は輪島と北の湖について、北の湖さんが研究して長い相撲に持ち込むようにしてから勝率が上がったと話した。市川紗椰はお互いに具体的な作戦を考え始めたらライバルだと話した。北の富士と玉の海、親友の2人は昭和45年、揃って横綱に昇進。互いに優勝を重ね、北玉時代と呼ばれた。しかし、玉の海が急病で亡くなった。