ゲストの加藤武士らを紹介。「大麻」について雨宮らはフリップを用いて、摂取方法は紙巻きたばこなどと解説した。雨宮らは大麻グミ「CBD」には幻覚作用は有さなかったが、最近話題の大麻グミ「HHCH」は有害成分THCに似せて作られた合成化合物が含まれ今年11月に指定薬物として新たに指定されたなどと伝えた。大麻の検挙人数の推移をフリップで紹介し、コロナの影響で違法薬物の密輸も減少したと思われ国内生産が可能な大麻に目が向けられたなどと説明した。
アスリートの大麻使用目的について雨宮らは、プレッシャーが掛かる中でリラックスするために用いられているなどと伝えた。大麻の入手方法について加藤らは、一旦使用者と知り合ってしまうとその日からいつでも大麻が手に入れることができてしまうなどと説明した。宅配でのチェックについて雨宮らは、国際郵便では郵便局側で厳しくチェックしているが国内郵便を全てチェックすることが難しいなどと語った。大麻の体への影響について厚生労働省の情報を紹介し、雨宮らは妊婦だと胎児に対する奇形が研究で証明されているなどと話した。
大麻の依存性について雨宮らは、依存性には身体依存と精神依存があり、大麻はアルコールの次に精神依存性が高く、条件反射のように薬物使用したいという気持ちが湧き上がってくるなどと解説した。大麻の別の危険性について加藤らは、大麻使用者のコミュニティー内には覚醒剤使用者がおり、その先には特殊詐欺に関わる人物もいて事件・犯罪行為に巻き込まれていくなどと伝えた。
大麻取締法等に関する法改正についてフリップにて解説した。医療用大麻について雨宮らは、大麻の医療使用は研究が進められており、てんかん薬とかでは有効性が認められているなどと伝えた。雨宮はタイでは去年に医療用大麻が解禁となり街中に嗜好大麻の店で溢れているとして写真を紹介した。嗜好品としての大麻使用が合法なのはカナダ・ウルグアイ・米国一部の州などであると伝え、雨宮らは取り締まりきれないため制限をかけて解禁したと考えているなどと解釈を示した。メディアの役割について雨宮らは、部分的な情報だけではなく、継続性のある確かな情報を伝えることで勘違いを抑えることができるなどと示唆した。