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「太平洋戦争」 のテレビ露出情報

1940年の日本のカラー映像が流れた。この頃、銀座には日本映画社があり、それは政府による情報統制を容易にするためだったという。日本映画社のニュースは全国の劇場で上映されており、当時は劇映画と一緒にニュース映画も上映することが義務付けられていたという。そのため日本ニュースは戦争のプロパガンダの一翼を担っている状態だった。その後、日本の奇襲によってアメリカは怒り、日本に宣戦布告することになり、アメリカもプロパガンダ戦に総力をあげることになった。その役割を担ったのがハリウッドだ。フランク・キャプラは敵国の映像を集めて再編集し兵士たちに情報を伝え、さらに映画を戦時国債販売の道具にしたという。
日本は戦況の悪化を伏せていたが、アッツ島の戦いで守備隊が全滅したと発表したという。そこで兵士たちの死を「玉砕」という玉のように美しく砕け散ると表現した。また心理戦ではラジオの国際放送も大きな役割を果たしていた。そこで最も効果を挙げたのが「ゼロ・アワー」というラジオ番組で、多くのアメリカ人がDJの女性のファンになったという。こうしたことからアメリカではこのDJの女性への注意喚起する映画も出たという。
戦争は激しさを増していたがアメリカ国民の関心は政府が期待するほど高まってなかった。そのためアメリカ政府はアメリカ兵の遺体が映った映画を出して、一般国民から巨額の戦費を集めた。日本では特攻隊の隊員の言葉をラジオで流していた。
アメリカはこの頃、大量破壊兵器の原爆の開発を進めていた。1945年8月にアメリカは原子爆弾を投下した。そして終戦を迎えた。戦争後にジョン・ヒューストンは戦争の恐怖を伝える映画を出そうとしたが、軍によってフィルムが押収されたという。公開が許されたのは35年後のことだ。一方で日本のプロパガンダを担ってきた日本映画社は戦後の翌年に「日本の悲劇」を公開し、当時の報道が偽りだったことを明らかにした。またラジオDJだった日系アメリカ人女性はアメリカへの反逆罪で収監された。その後、アメリカの刑務所で服役し釈放され、2006年に90歳で亡くなった。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年9月16日放送 19:30 - 19:57 NHK総合
クローズアップ現代明治生まれ最後の5人 令和のあなたに送る言葉
明治人に会いたいと全国47都道府県を取材したところ、5人いることがわかった。そのうち沖縄の喜友名靜子さんはおととい113歳で亡くなった。

2025年9月13日放送 5:40 - 5:50 NHK総合
NHK映像ファイル あの人に会いたい(NHK映像ファイル あの人に会いたい)
きんさんぎんさんは合わせて200歳になる名古屋の2人のおばあちゃんで、1991年に全国で初めてNHKが紹介した。以来2人のユーモラスなやり取りは人気を呼んで、国民的アイドルになった。テレビに出るようになって元気が増した2人は102歳で初めての海外旅行に向かった。1892年に愛知県に鳴海村の農家に長女・次女として生まれ、米や野菜を売っていた貧しい小作農で、家は[…続きを読む]

2025年9月11日放送 5:00 - 6:00 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(特集)
太平洋戦争後、アメリカは空襲の効果や影響を検証するために、54都市3000人以上に日本の市民に対して聞き取り調査を行った。NHKでは富山市で行われた調査の音声記録を、アメリカの公文書館で新たに発見した。そこには、当時の人達の率直な想いが記録されていた。証言をテキストマーニングで分析したところ、「数多の街は空襲されると思っていたか?」との質問に「工場が標的にな[…続きを読む]

2025年9月11日放送 1:25 - 1:51 NHK総合
Dearにっぽん(Dearにっぽん)
本島から約430キロ離れた西表島、漁や移動手段として使われてきたサバニはレースに使われるようになり、9年前に結成された女性だけのチーム・羽(パニ)がある。徳岡春美さんは夫と息子と3人で暮らしている。サバニを漕ぐ時は「誰々くんの母、徳岡さんの奥さん」ではなく、仕事や子育てから切り離された自分がいると実感するという。
錦ごり(糸へんに赤)尚子さんはダイビングが[…続きを読む]

2025年9月9日放送 20:54 - 21:54 テレビ東京
開運!なんでも鑑定団(開運!なんでも鑑定団)
今回の依頼人は千葉県・船橋市に住む兄弟で骨董収集が趣味の大久保美佐雄さん。お宝は4年ほど前にオークションで170万円で購入した林武の油絵。林武は1896年に東京市・麹町区に生まれ、幼い頃から絵の才能に秀でていた。家が貧しかったことから看板絵の工房に入って他人の描いた絵を売り歩く日々を送り、24歳の時に日本美術学校に入学する。しかしわずか1年足らずで退学し、松[…続きを読む]

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