岩手県の奥州市での1998年の映像。日本三大奇祭と呼ばれる岩手県の黒石寺の蘇民祭。来年を最後に1000年以上続く歴史に幕が下ろされる。15年前にポスターで有名になった男性を取材する。今年1月、3年ぶりに開催された。黒石寺の住職は祭りの中心は寺の人間と檀家さんだ。その方々が高齢化してきため、今のカタチで続けていくことは難しくなっているという。来年2月17日の祭りが最後になる。今後は祈祷などの儀式のみ継続する。1000年以上続いてきた蘇民祭。クライマックスは蘇民袋の争奪戦になる。JR東日本は、蘇民祭のポスターの掲示を拒否した。ポスターのモデルの男性は、佐藤真治さん。当時38歳。中学2年から20年以上参加してきたという。佐藤真治さんは蘇民祭が無くなることについて、もう少し何か対応がなかったのかという。