斎藤知事のパワハラ疑惑などを調査してきた兵庫県議会の百条委員会。約9ヶ月におよんだ調査でまとめた報告書が今日、議会で正式に了承された。百条委員会・奥谷委員長は「斎藤知事におかれては、兵庫県のリーダーとして厳正に身を処していかれることを期待します」と述べた。報告書では、公用車を降りた斎藤知事が職員に叱責したことなどのパワハラ疑惑について「おおむね事実」と認定。告発者探しや元県民局長を懲戒処分した県の対応について、「公益通報者保護法に違反している可能性が高い」と指摘した。百条委員会・奥谷委員長は「公益通報者保護法に対する関わり方についても問題なしとは言えない」としている。