佐賀・嬉野市は嬉野温泉で有名。温泉街には無料で楽しめる足湯がいくつもある。泉質はとろみのある重曹泉で美肌効果がある。カフェの前にある足湯につかりながら、日本茶を嗜める。温泉と日本茶を同時に楽しめるようにと老舗旅館が始めた。嬉野のお茶は550年前に栽培が始まったと言われている。4月下旬からの収穫に向けて、今は生育を促す時期。生産量は多くないが、品評会では日本一を獲得するなど高い評価を受けている。去年、農林水産大臣賞を受賞したお茶農家の田中勝也さん。収穫期、品評会に向けてグループの中でお茶の生育が一番良い茶畑を選抜し、他の農家も手伝って手摘みを行っている。特産の嬉野茶の味わい方にこだわる人もいる。松田二郎さんは大学卒業後、長崎から移住してお茶農家になった。5年前からお茶を使ったカクテルバーも始めた。松田さんはかつて自分の味わったお茶の美味しさを広めたいと店を開いた。名物の温泉とお茶の魅力を様々なアイデアで伝えようとする若い世代の思いに触れて心も温まる旅だった。
