世界水泳ドーハ2024 女子3m飛板飛込に出場した榎本はパリ五輪への切符を手にし歓喜の涙を流した、その秘密に迫っていく。2019年6月取材時には、当時22歳の榎本は宇都宮市を拠点に世界を目指していた。榎本は4歳から体操を習い始め、小学5年生で飛込と出会った。榎本はジュニア時代から将来を嘱望され、夢の舞台である東京五輪に出場を果たしたが準決勝敗退に終わってしまった。それでも榎本は後輩である三上紗也可の言葉をきっかけに現役を続行する決断を下した。世界水泳 福岡2023で榎本は予選敗退しパリへの切符を逃していた。そして迎えた世界水泳ドーハ2024では過去の記憶と戦いながらパリ五輪を目指す。
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