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「安倍晋三」 のテレビ露出情報

Winnyでの情報漏洩拡大は止まらずついには原発情報までもがネットに流出した。そんな中金子勇は裁判に向けて決意に東京大学の大学院特任助手を退職。また姉とはWinnyに関するやりとりあがったために保釈の条件で姉とも連絡がとれなくなったという。そして逮捕されて4ヶ月後に2004年の9月に第一審がスタートした。弁護団はいかにWinnyが革新的な技術であるか、決して犯罪目的で開発したわけではないということ、警察の捜査や取り調べに不当性があることを積極的に訴えた。また法定では実際裁判中に金子がプログラミングを披露していかにその技術がすごいかをプレゼンした。ただまっすぐ少年のようにプログラムをいじる姿を裁判でみてもらい、犯罪を犯すようなひとではないということをアピールした。しかしその一方で世の中ではWinnyによってウイルスが広まってしまい、日本は最悪の状態になりほぼ毎日大企業や国家の情報が大流出していた。また公式ダウンロードサイトは閉鎖したものの既存の利用者などがWinnyをさらにダウンロードできるようにしたために、こうした事件が明るみになってもダウンロードをする人も大勢いたという。そしてこうなってしまった背景にはWinnyが抱えていた最大の弱点があった。それはデータに一度世にだしてしまうと回収ができない。管理者がいないフリーソフトだったことやウイルス感染を予期していなかったためにここまでの被害に及んだ。そのウイルス対策を問われた金子勇は答えに「5秒あれば作れる。」と答えたという。
しかし金子はその時Winnyをアップデートすれば再逮捕されてしまう状態。その時に放った言葉は「自分の作ったプログラムが変な方向に行くのを望むプログラマーがいるか?」だったという。このもどかしい状態に歯がゆさを感じていたが世の中ではさらにWinnyの問題は大きくなっていく。そして当時官房長官だった安倍晋三は、最も確実な対策はWinnyを使わないことだと伝えた。裁判は判決が下る前の最後の陳述の時間へ。金子は裁判官に向かって「科学技術は素晴らしいと信じていて、新しい技術を生んで表出だしていくことが技術者の自己表現であり、社会への貢献。」と語ったという。裁判がスタートして2年3ヶ月が経過。しかし判決は有罪となった。罰金は150万円となり、この判決に世の中の意見も真っ二つに。しかしその後控訴を行い、弁護団は海外ではこうしたサービスを次々と生んでいるが日本はこのままでいいのか?とアピール。狩野はこの出来事が違った展開を迎えていればWinnyがYou Tubeになっていたかもしれないと語った。
裁判の開始から5年が経過した2009年、金子は逆転無罪判決となったがその用した時間は7年半にも及ぶ。日本はその間ストップしてしまっていたという。この7年半に世界では海外発の新技術が続々と誕生し日本は一気に遅れをとってしまった。当時世界ではiTunesやYouTube、Facebookなどが生まれていた。またWinnyのようなP2Pのシステムを使ったデジタル技術にはLINEやSkypeなどがある。その後東大に復帰した金子勇は研究者として技術開発を行うと意気込んでいたがその半年後に急性心筋梗塞で死去し日本はその天才さえも失ってしまった。狩野はもし逮捕や裁判がなかれば日本が発展するような後継者が生まれていたかもしれないと語った。そしてその教訓から学べることには日本は技術の危険性ばかり目を向けいたが世界は技術の可能性を育てたとした。そして最後に2011年12月に無罪判決となった金子勇の記者会見がおこなわれ、その時の発言を紹介した。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年11月22日放送 19:00 - 19:30 NHK総合
NHKニュース7(ニュース)
新たな経済対策が臨時閣議で決定した。民間の資金も含めた事業規模は、39兆円程度となる。一般会計からの支出は13兆9000億円程度となる見通し。日本経済地方経済の成長では、賃上げ環境の整備として、中小企業への支援策を多く盛り込んだ。また、賃金所得の増加を全国に波及させる政策として、地域資源を活用した農林水産業や観光などの高付加価値化や、デジタル化の推進を支援す[…続きを読む]

2024年11月21日放送 18:10 - 19:00 NHK総合
首都圏ネットワーク(ニュース)
東京都は脱炭素社会に向けたエネルギー政策について助言を受けたいとして第2次安倍政権で総理大臣秘書官や総理大臣補佐官を務めた今井尚哉氏を新たに参与に起用することになった。今井氏は昭和57年に当時の通商産業省に入りエネルギーに関する行政などに従事し現在はシンクタンクで水素をはじめとしたクリーンエネルギーの研究などを行っている。

2024年11月21日放送 8:00 - 9:50 フジテレビ
めざまし8ニュース 9時またぎ
きょうのテーマは「検証・石破茂総理“本格外交デビュー”成果と課題」。石破総理の主な外交日程。15日のペルーでは、APEC首脳会議、日米首脳会談、日中首脳会談、16日は日韓首脳会談など首脳会議を行った。18日にはブラジルに移りG20首脳会議を行った。石破茂総理は「世界各国の首脳との間で個人的な関係を構築し深める機会にできた」と話した。石破総理の“外交”での立ち[…続きを読む]

2024年11月20日放送 22:00 - 22:58 テレビ東京
ワールドビジネスサテライト(ニュース)
G20閉幕。首脳宣言には去年の宣言にあった反保護主義の文言は盛り込まれなかった。関税の強化など保護主義的な政策を掲げるトランプ氏を刺激しないよう配慮したとの見方がある。一方、石破総理は一連の日程を終え帰国の途についた。今回模索していたトランプ氏との会談を実現できなかった石破総理。今後どう向き合っていくのか問われると、「さらに対峙という考え方はとらない」とした[…続きを読む]

2024年11月18日放送 10:25 - 13:00 テレビ朝日
大下容子ワイド!スクランブル(ニュース)
ペルーで行われたAPEC(アジア太平洋経済協力会議)に出席した石破茂総理大臣は会談ラッシュとなった。石破総理は7の国と地域の首脳と会談を行った。中国・習近平国家主席との日中首脳会談では、戦略的互恵関係・建設的かつ安定的な関係・日本産水産物の禁輸措置解除などについて話し合いをした。予定を上回る約35分の会談だったとのこと。一方、アメリカのトランプ次期大統領との[…続きを読む]

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