千々岩森生氏とともに自民党総裁選について伝えていく。1回目の投票は議員票・党員票ともに368票で行われ、1回目の投票で過半数に票が届かなければ決選投票が取られる形となる。議員票は小泉氏が60人前後・小林氏が50人近く、林氏が40人超、茂木氏・石破氏・高市氏は30~40人近い支持を受けているなどと見られるが、約50人の国会議員は動向が不明と見られる。また、ANNの9月の世論調査によると自民党支持者の支持率は石破氏が32%で+4ポイント、小泉氏は20%だが-6ポイント、高市氏は19%だが+7ポイントとなっている。小泉氏は論戦での答弁を不安視する声や、選択的夫婦別姓制度の賛否が背景にあると見られる。石破氏は小泉氏の支持層が流れたものと見られ、高市氏は非小泉・石破支持者が支持しているものと見られる。党員票を支持率から単純計算すると、石破氏は148~158、小泉氏は134ほど、高市氏は100~110ほどと見られる。千々岩氏は総裁選の展望について、石破氏は幹事長以外に主要閣僚の経験はないものの、改革を進めてほしいという期待や最後の戦いと主張する姿が影響を強める要素となっていると見られる。小泉氏は指摘を受ける様子が見られるが、経験をまだ積めていないことも背景にあるのではないかという。高市氏は自民党支持者からの支持が伸びていることから健闘する可能性があるとしている。末延さんは企業などに質問を行うと高市氏を支持する声は多く2位に入る可能性はあると言及し、小林氏については若手からの支持が強いが、切り崩しに動じない様子も見られるとしている。
1回目の投票で過半数に達する候補が出なかった場合は1位・2位による決戦投票が行われるが、都道府県連は1県連につき1票で47票なのに対し、議員票は368票となる。派閥が解散する中での選挙となる中、小林氏にはほか陣営から接近の動きがある。小泉氏は16日に金沢市での公開討論会で小林氏に同調する様子を見せていて小林氏の陣営を取り込む構えと見られ、高市氏も経済安全保障推進法を成立させた小林氏を評価して保守派としての連携を呼びかける側面があったと見られる。また、注目されるのは麻生太郎氏の動きで、麻生氏は石破氏と小泉氏の対決となった場合は動向は不明だが、高市氏が決選投票に残った場合は高市氏支援に動くものと見られる。千々岩氏は派閥の影響が強いのは茂木氏・河野氏・林氏の3人だが票は割れることが予想されると推測し、派閥が崩れることで票を予測するのは難しい状況となっていると指摘。また、安倍派の重鎮・森喜朗氏は小泉氏のサポートを進めているものとみられ菅氏も小泉氏の支援者となっているが、岸田総理と麻生氏の動きは不明という。総裁選の後には選挙が控えることも影響を与えると見られる。高市氏は保守的な立場であり、立憲の代表が中道側の野田氏となる中で中道層の支持を受けにくい可能性があると見られるという。
1回目の投票で過半数に達する候補が出なかった場合は1位・2位による決戦投票が行われるが、都道府県連は1県連につき1票で47票なのに対し、議員票は368票となる。派閥が解散する中での選挙となる中、小林氏にはほか陣営から接近の動きがある。小泉氏は16日に金沢市での公開討論会で小林氏に同調する様子を見せていて小林氏の陣営を取り込む構えと見られ、高市氏も経済安全保障推進法を成立させた小林氏を評価して保守派としての連携を呼びかける側面があったと見られる。また、注目されるのは麻生太郎氏の動きで、麻生氏は石破氏と小泉氏の対決となった場合は動向は不明だが、高市氏が決選投票に残った場合は高市氏支援に動くものと見られる。千々岩氏は派閥の影響が強いのは茂木氏・河野氏・林氏の3人だが票は割れることが予想されると推測し、派閥が崩れることで票を予測するのは難しい状況となっていると指摘。また、安倍派の重鎮・森喜朗氏は小泉氏のサポートを進めているものとみられ菅氏も小泉氏の支援者となっているが、岸田総理と麻生氏の動きは不明という。総裁選の後には選挙が控えることも影響を与えると見られる。高市氏は保守的な立場であり、立憲の代表が中道側の野田氏となる中で中道層の支持を受けにくい可能性があると見られるという。