今回開示された文書の中には財務省から赤木俊夫さんなど近畿財務局に宛てたメールが多く存在する。2017年2月22日の財務省からのメールに「廃棄」という言葉が登場する。2月24日共産党の宮本議員が質問、財務省の佐川理財局長(当時)が答弁した。2月26日午後3時のメールから文書の改ざんが始まったことがわかる。更に財務省は削除する部分を指定、その部分は森友学園の籠池理事長(当時)が近畿財務局に安倍昭恵氏との写真を示し昭恵氏から「いい土地ですから前に進めてください、とのお言葉を頂いた」との記述が含まれていた。俊夫さんは休日出勤させられ改ざん作業をさせられた。開示文書の中には国会の議事録も含まれ佐川氏が記録が残っっていないと答えた部分には誰かが驚きを示すマークをつけていた。俊夫さんは当初から改ざんに抵抗しており、亡くなったあと弔問に訪れた統括官は涙を流しながら抵抗していたと話している。開示された文章の右上には手書きで通し番号がふられているが抜け落ちているものがあり国会でも追及された。先月開示されたリストによりその欠落部分の外概容が明らかになった。そんな中財務省の職員から妻・雅子さんに直接手渡されたのが俊夫さんのノートだった。文書の廃棄・改ざんが俊夫さんを追い詰めていった。