石丸伸二氏は、広島県出身で、2006年に京都大学を卒業して、三菱東京UFJ銀行に入行した。経済アナリストとして活動し、ニューヨークに4年半駐在して、アメリカ大陸主要9カ国を担当した。2020年、安芸高田市長選挙に出馬して当選した。ことし、東京都知事選に出馬した。東京都知事選への出馬理由について、石丸は、日本をなんとかしなくちゃという思いが元々あった、安芸高田市長として4年間でできることすべてできた、日本全体をなんとかするために、まず手をつけるべきは東京都だと思って、出馬したなどと話した。安芸高田市議会の定数を8人に半減することを提案したことについて、石丸は、議論もないまま、数の論理で副市長の席が2つから1つに減った、それに対し、本当にそれでいいのかと議会に伝え、市民に知ってもらうため、あえて提案したなどと話した。選挙への取り組みについて、石丸は、ニューヨーク駐在中、政治が安定しないから、経済が安定しないという国を見てきた、経済の大本にある政治の重要性を実感したなどと話した。石丸氏は安芸高田市時代に市政透明化などに尽力した。副市長の定数削減がまったく報道で扱われない、市民も知ることがない、うやむやにされてしまうことを問題視していたという。安芸高田市の16人は多すぎる、大切なのは質だと判断したなどと話した。国政を目指すこともあったと思うが都知事を目指したことについては、国政への足がかりではなく都知事になろうとした、国政への道があるのは分かるがその道のりはかなり長いと思うので自分が目指すには時間が足りないと感じたという。4年後の都知事選は当然視野にあるとした。東京が変わることで他に波及することはあると思うが、東京の経済成長の仕方が大事だと話した。