2024年の実質賃金は3年連続でマイナスとなった。去年1年間の働く人1人あたりの給与の総額は、1か月平均でおよそ34万8000円。前の年を2.9%上回り、4年連続で上昇した。このうち、ボーナスなどの特別に支払われた給与は前の年を6.9%上回り、2001年以降、過去最高の伸び率となった。一方で物価の変動を反映した実質賃金は前の年を0.2%下回り、3年連続でマイナスだった。物価の上昇に賃上げが追いついていない状況が続いている。
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