青森県で最大震度6強を観測した地震から1週間が経った。8日深夜に発生した青森県東方沖を震源とするマグニチュード7.5の地震を受け、気象庁が9日に発表した北海道・三陸沖後発地震注意情報はきょう午前0時、特別な注意を呼びかける期間を終了した。一方で、赤間二郎防災担当大臣は大きな地震は突発的に起こる可能性もあることから、日頃から地震や津波への備えを行うよう呼び掛けた。地震から1週間経つが、未だ復旧作業が続いている。きのう、青森県・宮下宗一郎知事はつなぎ目が崩落し通行止めとなっている橋を視察し、「ほとんどの県民は日常生活を取り戻している印象はあるが、インフラが傷ついた分、影響を受けている方々がいるので、いち早く復旧するということを町と県と力を合わせて実施していきたい」と述べた。また、津波警報が発表された今回の地震では避難時の課題も浮き彫りとなった。
