宮城大学の大泉名誉教授はコメの適正価格について、「本来適正価格というのは市場で需要と供給で決まる話。農家にとっての適正価格は規模の大きい農家と小さい農家で全然違う。消費者にとっても家族構成が多い人達は安いお米がほしいですし、高齢者は昔の魚沼産コシヒカリとか高いのがいいっていうし、人によって違う。私は3000円ぐらいが適正だと思う」等と話した。コメ農家の草野さんは「生産効率が良くない中山間地域は特に離農が進み、後継者がいない。農業はもうけるだけでなく、自由が利くライフスタイル。時間軸が都会とは違う。その楽しさも含めて発信していきたい」としている。