トヨタ自動車は、2025年3月期の業績予想を約1兆円上方修正した。要因として、採算の良いハイブリッド車の販売が好調のほか、為替相場が想定より円安で推移したことも利益を押し上げるという。ただ認証不正の影響による生産の落ち込みなどにより、過去最高だった前期からは8.6%の減益を見込んでいる。アメリカ・トランプ政権がカナダとメキシコからの輸入品に、25%の関税を課した場合の影響を一定程度織り込んだというが、トヨタ自動車・宮崎洋一副社長は「いろいろな要素があり、シナリオは1本ではない」と述べた。
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