立憲民主党、国民民主党から推薦を受けた鈴木康友氏が当選した。大学卒業後、松下政経塾一期生として入塾し、同期に立憲民主党・野田佳彦元総理大臣がいる。その後、企画会社経営を経て衆議院議員を2期務め2007年から浜松市長を4期務めた。リニア推進の立場を示す一方、水問題などに対する川勝平太前知事の取り組みも尊重する考えも示していた。自民党推薦の大村慎一氏は大物議員の応援を受け付けないオール静岡で戦う方針を立てていた。党の色を出さないステルス作戦の背景には、裏金問題など自民党へのマイナスイメージの懸念が強かった。