築140年の古民家を訪ねた。東京・檜原村は江戸と甲州を繋ぐ交通の要衝だったため古民家や蔵が数多く残る。昨年この古民家に移住した建築士の内田さんは友人の家を建てるため檜原村にやってきたところ、古民家暮らしにハマったという。同居する行政書士・堀部さんは古民家の多い檜原村に惹かれ15年前から2拠点生活をスタート。昨年から2人で古民家をシェアしているという。古民家の涼しさの秘密を調査。古民家は軒が長く外壁に日が当たりにくいため室内の温度上昇を抑えられる。またむき出しの柱や梁で調湿している。調湿&消臭&抗菌作用のある檜葉の端材をトイレの壁に貼る予定だという。他にも畳・障子・漆喰などで調湿。都会の家でも断熱性と調湿作用に優れた珪藻土を壁に塗ることで梅雨時が快適になるという。