ソフトバンクとLINEヤフーは社員に対しAIの利用を義務化する。LINEヤフーは社内の問い合わせや市場分析を原則生成AIに任せるよう義務づけ、会議は過去の議事録をもとにAIに議題を整理するよう義務づける。資料の作成もAIがひな型から校正までを行うようにする。事務的な業務時間を減らし対面営業やAI開発など創造性が求められる仕事に専念する体制へと移行する方針。今後、業務の生産性を2倍に高める。ソフトバンク・宮川潤一社長は「企業の競争力に直結する」などとした。さらにソフトバンクは全社員にAIアプリ開発への参加を義務づけた。今夏までに社員全員にAIアプリ100個の開発を求め、実用的なアプリは業務に本格導入するという。生成AIを活用している企業は日本が47%とアメリカ、中国など世界から遅れを取っているのが現状。ソフトバンクグループでは今後のAI市場拡大に備えAI活用のノウハウを蓄積する。