今、ニッポンは“貧しくなっている”。“実質賃金”は3年連続マイナス。エンゲル係数は、43年ぶり高水準。国民医療費は年々増加。日本を取り巻くお金の環境は厳しくなっている。そんな中、がん患者らが「高額療養費」の上限額引き上げに異議を唱えている。高額療養費制度は、医療費が高額の場合、患者の負担軽減のため毎月の自己負担額に上限を設け、超過分は払い戻しを受けられる制度。高額療養費制度の補助金は、税金・保険料から支出。政府は、自己負担額の上限を段階的に引き上げる方針。「高額療養費制度」見直しの理由について、石破首相は「現役世代の保険料負担を軽くするため」と説明。
政府は現役世代の保険料負担を軽くするためと説明。中小企業の会社員の場合、年間約3500円下がる試算。東京都内で街の人の意見を聞く。高額療養費制度を利用する当事者であるがん・難病の患者団体は、自己負担が増えれば治療を断念せざるを得ないなどとして見直しの撤回を求めている。慢性骨髄性白血病で闘病する女性に話を聞く。薬代は3か月で約100万円だが、高額療養費制度で自己負担約9万円。きのう、がん患者の団体などが初めて福岡厚労相と面会し制度見直しの一旦凍結を求めた。
政府は現役世代の保険料負担を軽くするためと説明。中小企業の会社員の場合、年間約3500円下がる試算。東京都内で街の人の意見を聞く。高額療養費制度を利用する当事者であるがん・難病の患者団体は、自己負担が増えれば治療を断念せざるを得ないなどとして見直しの撤回を求めている。慢性骨髄性白血病で闘病する女性に話を聞く。薬代は3か月で約100万円だが、高額療養費制度で自己負担約9万円。きのう、がん患者の団体などが初めて福岡厚労相と面会し制度見直しの一旦凍結を求めた。