山梨県南アルプス市は果物の栽培が盛んな街で、農産物直売所には旬のさくらんぼを求めて県外から多くの客が訪れていると紹介。オリーブの木は今花が咲いて少し散りかけの時期である。オリーブ農家の湯浅さんは7年前に都内の会社員からオリーブ農家に転職したと紹介。オリーブはブドウと同じ地中海気候が栽培に適しており、湯浅さんはブドウがよく育つ山梨ではオリーブの育つと考えたという。オリーブは受粉することで実が大きくなり10月頃に収穫され、高品質なオリーブオイルに加工される。棚田と甲府盆地が広がる中野地区からは富士山も望める。絶景を望める場所に去年オープンした古民家カフェは地元ワイナリーが経営しており、カフェでは南アルプス市で作られたワインが飲めると紹介。ワイナリー代表の渋谷英雄さんは都内で臨床心理士として働いていたが9年前に南アルプス市に移住しブドウ栽培とワインの醸造を始め、現在は年間12000本を生産しコンクールで受賞するほどになったと紹介。渋谷英雄さんは4月に、ブドウ畑と棚田が里山の新たな風景になればと考え棚田を見下ろす場所に6000本のブドウの木を植えた。