富士通・理化学研究所は性能をこれまでの4倍に高めた国産量子コンピューターを開発したと発表した。量子コンピューターは桁違いの計算能力の高さから実用化されれば社会を大きく変えると期待されている。頭脳にあたる量子ビットの集積回路は世界最大規模の256量子ビットあり集積回路の面積を4倍に拡張し性能を高めたとのこと。また来年度には1024量子ビットの開発も予定されている。一方で実用化には少なくとも数万量子ビットまで大型化する必要があり研究開発の技術的なハードルは高いとみられている。
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