能登半島地震の観光支援策「北陸応援割」について、新潟県など3県は3月16日からの開始を決めていた。一方で石川県内の温泉旅館などでは現在、2次避難先の温泉旅館などで約4800人の被災者を受け入れていることから、適切な時期について検討を進めていたが、他3県と同じ来月16日から実施する方針を固めた。県内では2次避難者を受け入れている温泉地側が、避難者受け入れと応援割の両立は「可能」として早期の実施を求めていることや、観光事業の回復も課題として浮上していることから判断したものとみられる。「北陸応援割」は対象の4県が全て来月16日からスタートする。