今日群馬県高崎市上里見では最高気温が37.7℃まで上昇、全国一の暑さとなった山梨県甲府市では38.2℃を記録した。東京でも八王子市で36.8℃、青梅市で36.1℃まで気温が上がり今年始めての猛暑日となった。千葉県や茨城県では今シーズン初となる熱中症警戒アラートが発表された。千葉県富津市の海岸では潮干狩り場をする人たちの姿も。埼玉県熊谷市の建設現場ではファンが付いた作業服で熱中症対策がとられていた。日中の熊谷市は最高気温が37.2℃まで上昇し、現場には作業員を暑さから守るためミストの出る扇風機や誰でも使える製氷機、塩分補給のためのカリカリ梅など様々な工夫が。埼玉慈恵病院では午後には熱中症とみられる患者が続々と搬送されてきており、その多くが高齢者だった。先月までは例年より少なかった熱中症患者の搬送が今月に入り急増したという。東京消防庁によると、都内では午後3時までに54人が熱中症で救急搬送され今年最多を更新、うち60代男性と70代女性の2人が重症だという。愛知県と三重県では合わせて73人が搬送されている。愛知県岡崎市では校外学習をしていた小学生5人が救急搬送されている。東京・三鷹市では高齢者の命を守る取り組みも。高齢者の自宅を見回る訪問介護の定期巡回サービスで、86歳の男性宅でまずチェックしたのはエアコン。男性は去年11月に脳梗塞で倒れ退院したばかりで突然の暑さに戸惑っていた。この危険な暑さは明日がピークとみられており熱中症への厳重な警戒が必要。
住所: 千葉県富津市富津2307-2