春場所で110年ぶりの新入幕優勝を果たした東前頭17枚目・尊富士関。一夜開けての会見では「相撲は好きじゃない」などの発言も飛び出した。昨日の千秋楽で誰よりも熱い応援をしていたのが祖父母だった。尊富士関は青森・五所川原市出身で、小学校時代から県大会で優勝する実力をみせていた 。尊富士関が相撲を始めたのは、関取を目指すも叶わなかった祖父がキッカケだという。5~6人の孫に相撲をさせたなかで中学まで続けたのが尊富士関だった。尊富士関は小学6年生で12秒9の俊足だったという。持ち味のスピードある押し相撲は強い瞬発力が源になっていた。尊富士関は祖父母の家に行くと馬肉を食べたいと言うという。