うどんといえば香川県だが、2番目はどこか調査すると、うどん熱の高い2つの地域が浮上した。1つ目は福岡県。コシがないやわ麺が特徴。博多区にある承天寺は中国より帰国した僧侶が製粉技術を持ち帰り、うどん・そばなどの作り方を広めたとされる。岡澤アキラが福岡のうどんを紹介した。岡澤は福岡の情報番組MC&うどんを食べ歩くコーナーを担当。これまで700杯以上を完食。うどんの本を出版し、コンビニとコラボうどんを開発した。オリジナルのうどん体操は福岡で週6で放送されている。北九州市小倉北区にある「だるま堂」(現在は休業中)は昭和20年創業。焼うどん発祥の店といわれる。戦後の食糧難に焼きそばを提供する際、中華麺の代わりに乾麺のうどんを使ったのが始まりだという。魚粉が効いた初めて食べても懐かしい味だった。
もう1つのNo.2候補が大阪府。きつねうどんは大阪が発祥。「道頓堀 今井 本店」のきつねうどんは北海道産の天然真昆布と九州産さば節・うるめ節を使った病みつきになる一杯。大阪うどんといえばダシが命だが、新時代を迎えているという。大阪出身のAマッソがシン・大阪うどんを調査した。き田たけうどんの「キムラ君」はキムチと食べるラー油の創作うどん。ダシが命の大阪うどんの麺は主張し過ぎないツルツルとした喉越しの食感が一般的だが、近年は独特なモチモチ感の麺が人気となり「大阪讃岐」と呼ばれている。大阪讃岐を生み出した「き田たけうどん」店主の木田武史さんは、関西・東京にある人気店・釜たけうどんの創業者でもある関西うどん界のカリスマ&パイオニア。キムラ君は2011年に考案したメニューで瞬く間にブームとなり、うどんのみならず飲食業界にも広がった。木田さんイチオシのメニューが「大阪つけ麺」。いりこメインで塩味の強い醤油を使う讃岐うどんは昆布・かつおメインの大阪のダシとは合いづらいが、試行錯誤の末に完成した大阪讃岐だという。木田さんがいる限り大阪のうどんは進化を続ける。
福岡うどんも大阪に負けず進化を続けている。博多区の「えびすやうどん」は開店前から大行列。多くは韓国からの観光客だった。「カルビぶっかけうどん」はもちもち平打ち麺に中落ちカルビを合わせた。まかないから生まれた看板メニュー。SNSで話題となり韓国から客が殺到するようになったという。他の店でも行列ができており、福岡のうどんは世界レベルになっていた。大阪「三ツ島 真打」のうどんは麺がグミのような食感だと話題。圧力により麺が一気に水を吸い、塩が抜け芯まで熱が通る。粘りが増し、独特のグミ食感が生まれる。圧力釜の調整と粉の配合が重要だという。グミ系は大阪うどんのジャンルの一つとなった。
もう1つのNo.2候補が大阪府。きつねうどんは大阪が発祥。「道頓堀 今井 本店」のきつねうどんは北海道産の天然真昆布と九州産さば節・うるめ節を使った病みつきになる一杯。大阪うどんといえばダシが命だが、新時代を迎えているという。大阪出身のAマッソがシン・大阪うどんを調査した。き田たけうどんの「キムラ君」はキムチと食べるラー油の創作うどん。ダシが命の大阪うどんの麺は主張し過ぎないツルツルとした喉越しの食感が一般的だが、近年は独特なモチモチ感の麺が人気となり「大阪讃岐」と呼ばれている。大阪讃岐を生み出した「き田たけうどん」店主の木田武史さんは、関西・東京にある人気店・釜たけうどんの創業者でもある関西うどん界のカリスマ&パイオニア。キムラ君は2011年に考案したメニューで瞬く間にブームとなり、うどんのみならず飲食業界にも広がった。木田さんイチオシのメニューが「大阪つけ麺」。いりこメインで塩味の強い醤油を使う讃岐うどんは昆布・かつおメインの大阪のダシとは合いづらいが、試行錯誤の末に完成した大阪讃岐だという。木田さんがいる限り大阪のうどんは進化を続ける。
福岡うどんも大阪に負けず進化を続けている。博多区の「えびすやうどん」は開店前から大行列。多くは韓国からの観光客だった。「カルビぶっかけうどん」はもちもち平打ち麺に中落ちカルビを合わせた。まかないから生まれた看板メニュー。SNSで話題となり韓国から客が殺到するようになったという。他の店でも行列ができており、福岡のうどんは世界レベルになっていた。大阪「三ツ島 真打」のうどんは麺がグミのような食感だと話題。圧力により麺が一気に水を吸い、塩が抜け芯まで熱が通る。粘りが増し、独特のグミ食感が生まれる。圧力釜の調整と粉の配合が重要だという。グミ系は大阪うどんのジャンルの一つとなった。