寒波の影響でイチゴの値段が下がって甘みが増しているという。しかし一方で農家には悩みがあるという。東京・渋谷区にあるパフェ専門店「INITIAL Omotesando」では今の季節限定のイチゴを敷き詰めた「いちごづくし」2500円がおすすめ。今イチゴの価格に3割ほど安くなる変化がおきている。去年秋には残暑の影響で収穫量が少なく卸売価格(1kgあたり)は平年より約1000円高値の約3860円、それが今ほぼ平年並みの1630円に落ち着いてきた。都内のスーパーでも店頭にならぶイチゴが1パック320円のものがあるなどお買い得となっていた。さらに味も例年より甘いという。ただ例年並みに安くはならないとのこと。千葉「小山ファーム」話を聞くと、寒波の影響で暖房をつける時間が長くその分燃料代がかさんでいるとのことで、燃料代が昨年の3倍ほどとなっておりガソリンの補助金がなくなったことも追い打ちとなっているという。こちらの農園ではイチゴ狩りの料金を200円値上げし賄っているという。市場におろしている農家を取材すると、燃料費などでかかったコストを卸売価格に転嫁できず厳しい状況だという。ただ、春に向けて暖房がへりつつ生産量が増えることには期待できるという。JA全農とちぎは今後も安定した出荷を見込んでいる。
住所: 千葉県山武市下横地1912
URL: http://koyama-farm.jp/
URL: http://koyama-farm.jp/