鉄道模型の甲子園が行われている。白梅学園清修中高一貫部の女子生徒たちも参加者であり、小物・人物などをそれぞれ手掛けている。鉄道はそれほど趣味ではないと話す彼女たちだが、3年前には「ある夏の日。」と銘打たれた作品が日本一に輝くなど独創性の高い作品が評価されてきた。今回は行ってみたい場所として岐阜県の鉄道を題材とするといい、写真や動画を見てイメージを作っていき、1cmほどの大きさの人物の細かい部分の描写にもこだわり、柳の木は自宅で育てたアスパラガスを活用しようとするなどこだわりを見せた。完成した「「ようきてくれんさった」垣間見る岐阜」という作品はトンネルを覗くと飛騨のレールマウンテンバイクが走るなど、風景を覗くことで様々な演出を楽しむことが出来る。コンテストは8月2日から3日間行われ、全国から176校が参加。灘中学校・高等学校「Standedge Tunnel」、大阪府立今宮工科高等学校「1970大阪万博と千里丘陵」を紹介。結果は最優秀賞。白梅清修は11月にドイツで開かれる世界大会に日本代表として出場する。