きょう、東京・豊洲市場の隣にオープンし注目を集める新施設「豊洲 千客万来」。しかしオープンまでには紆余曲折があった。計画当初、この施設は豊洲市場と同時に2018年にオープンする予定だったが、大手寿司チェーン「すしざんまい」の喜代村が事業者だったが、東京都と条件が合わなかったなどの理由から2015年に撤退。その後全国に温泉施設を展開している「万葉倶楽部」が新たな事業者となったが、さらにもう一つの問題が当初の方針と異なり今まで食の中心だった築地にも新たな施設を作るとの発表。これに対し競合しかねないと万葉倶楽部が反発、計画は一時中断し着工は先送りに。約5年の協議を重ね、ついに待望の施設「豊洲 千客万来」がきょうオープンした。