米穀安定供給確保支援機構は全国180の生産者・卸売業者など対象にコメ価格の調査結果を公表した。むこう3か月のコメ価格の見通しについては5月分は59と前月から横ばいとの見方が強い。調査は随意契約で備蓄米売り渡しの発表前だったため、関係者はその影響は反映されていないとの見方を示している。小泉農水相は大手コンビニで備蓄米の店頭販売がスタートしたことから、今後備蓄米が面的な広がりを持ち段階的に進んでいくとした。小泉農水相は備蓄米が全て放出された場合には緊急輸入も含めあらゆる選択肢を持って迎えたい、一時的に外国産の安いコメを輸入する考えを示した。