小泉氏に代わり農水相に就任した鈴木憲和新農水相は元農水省職員。趣味はおいしい米探しだという。さきほどの会見で鈴木農水相は「様々な価格帯の米を消費者のニーズに応じて届けられる米政策に変えていきたい」と述べていた。流通経済研究所の折笠俊輔氏は「かなり農業には明るい方かと。それもあってきのうの会見でも断言するようなところも。あとは、小泉前大臣が消費者に向けた施策を強めにしていたが、鈴木農水相は生産者側の施策をしっかり出して、生産のところから解決していこうという意思が感じられる」などコメント。鈴木農水相は生産については「需要に応じた生産を」、価格については「市場で決まる。政府関与せず」、備蓄米「供給不足時に限る」などと方針を述べている。現在、米の価格はスーパーで4週連続値下がりしていて4142円。主食用米の生産量について折笠氏は「来年度は生産者と消費者の折り合う価格が見えてくるのかなと」などコメント。