石破総理はきのう辞任すると退陣を表明し、「米国関税措置に関する交渉にひとつの区切り」と述べた。先週金曜、日本の自動車関税を15%に引き下げる大統領令にトランプ氏がサインし、対米投資5500億ドルは閣僚間で「覚書」に署名された。おととい総理公邸に菅氏と小泉氏が入り、40分後菅氏が出ていったが2時間2分後まで小泉氏はいた。石破総理は「(小泉氏から)示唆もあった」「関税交渉に一定の道筋をつけた。政治空白があったとは考えていない。賃上げを確実に実行はやり遂げたかった。不眠不休土日返上で全力で努力した」と話した。衆院選、参院選で大敗し自民党内から石破おろしの動き。世論調査では「内閣支持率」が回復傾向に。石破やめるなデモまであったが力尽きた。石破総理は「石破やめるなデモはありがたいこと」と話した。地元へのメッセージを聞かれ、「5回目の出馬で総裁になった。少数与党で党内で大きな勢力をもっていない。配慮、融和に努め、誠心誠意努めてきたことがらしさを失うことになった。どうしたら良かったのかという思いもある。地元に帰ることは1回しかできなかった」と話した。自民党・森山幹事長は「総裁を支えきることが出来なかったことを大変申し訳なく思う」と話し、「(総裁選は)党員が直接参加する形を模索することが大事」とフルスペックでの実施に前向きな姿勢を示した。
