渡辺さんは「デフレがようやく終わる話が出ていますが、逆戻りするリスクもまだまだ残っています。2024年はそういう正念場になる年だと思います。デフレは経済のダイナミズムなどの認識が広まっていますが、デフレでも困るものがないという議論もあります。ただ、このタイミングでデフレのコストを社会的に共有することが大事になると思います。日銀で多角的レビューというものをやっていますが、過去を振り返る形でしっかり総括することが大事だと思います」、仙石さんは「2024年の新NISAですが、約6兆円の買付が行なわれるんじゃないかと思います。積み立てNISAなどが海外株であることに少し残念に思いますが、円高圧力を抑えてくれて日本株の助けにもなるのかなと思います」などと話した。