日経平均の最高値更新が目前となる中、都内でAI技術の展示会が開催された。AIの活用が進む中で、半導体大手のエヌビディアをはじめとする半導体関連企業の株価は軒並み上昇に転じている。ゴールドマン・サックスは日経平均を牽引している7銘柄を「七人の侍」に準えているが、7銘柄のうち4社は半導体関連企業となっている。株高を支えているのはこうした半導体産業の好調に加え、進んでいる円安。新NISAの開始に伴い海外株を買う人が増えたことで円売りが加速しているのが円安の原因とみられているが、政府は為替市場の動向を注視していく構えだ。