NISAの口座数は、ことしになって利益の非課税枠が拡大したことを受けて、3か月で200万近く増えた。そうした中、今月5日には日経平均株価が1日で4000円以上も値下がりをするなど、多くの投資家が衝撃を受けたと思われる。こうした市場の動きにどう向き合ったらよいか、取材した。今週、都内のカフェに集まったのは、投資や金融に関心を持つ女性コミュニティのメンバー。専門家を招いて、株価の乱高下で感じたことを話し合った。集まったメンバーはNISAを利用し、長期の運用を目指しているため、焦って売却することはなかったが、乱高下の要因について飛び交う情報に戸惑いを感じた人もいた。
株価が乱高下したときにも、できるだけ動揺せずに投資を続けるにはどうすればよいのか。ファイナンシャルプランナーの竹川美奈子さんは、焦って売却し損を出さないためにも、まずは投資の規模が適切か考えてほしいという。その上で竹川さんが勧めるのは、事前におおまかな投資の方針を書いておくこと。NISAを利用する目的や運用期間、方法などを書き留めておけば、短期的な値動きに左右されずに判断するよりどころになる。竹川さんは「短期的な変動を受け入れつつ、長期的リターンをちゃんと享受できるようにしないといけない」と述べた。
株価が乱高下したときにも、できるだけ動揺せずに投資を続けるにはどうすればよいのか。ファイナンシャルプランナーの竹川美奈子さんは、焦って売却し損を出さないためにも、まずは投資の規模が適切か考えてほしいという。その上で竹川さんが勧めるのは、事前におおまかな投資の方針を書いておくこと。NISAを利用する目的や運用期間、方法などを書き留めておけば、短期的な値動きに左右されずに判断するよりどころになる。竹川さんは「短期的な変動を受け入れつつ、長期的リターンをちゃんと享受できるようにしないといけない」と述べた。