きのう最後の討論会に挑んだ自民党総裁選の候補者たち。党のトップには誰がなるのか、その鍵を握るのが党員・党友約105万人。そして投票には何を重視するのか。さいたま市の自民党員・饗庭さんが注目するのは外交。党員歴11年、千葉県の歯科医師・粟飯原さんは「経済が一番。増税より経済を活性化させて、自然と税金が増えれたら夜世の中一番うまくいくはずなのに、それを考えてやってくれそうな人を選びたい」と話す。地方の党員は何を思うのか。先週金曜日、9人の候補が訪れた島根県。党員歴約30年の澤田さんは「どの候補も同じような感じ」と話す。総裁選の投開票が迫る中、政府は新たな総理大臣を選ぶ臨時国会を来月10日に召集する方針を国会に正式に伝えた。召集日には衆参両院本会議で自民党の新総裁が総理大臣に指名され、新内閣が発足する。新総理が早期の衆議院解散に踏み切るかが焦点となる。杉村さんは「党員の方はあす必着なので大半の方はもう投票を済ませていると思う。僕が見ていると決選投票になると長老たちが現段階で差配しているんじゃないかっていうちょっとうがった見方をしちゃう。逢沢選対委員長にぜひやってもらいたいのは、決選投票に2人残った人に最後の訴えを1人3~5分でもいいからその場でやってもらう。そういう選挙になるといいのが僕の提案」とコメントした。