住まいを追われた人の居住支援を行う坂本慎治さん。メールで助けを求めた田中さんは20歳。建設現場から雇い止めにあい、寮を追われ2日間は野宿。所持金は100円。幼い頃に両親が離婚して父に引き取られた田中。父は去年、脳梗塞で入院。その際に家賃滞納と判明したために実家はなく、父は今も療養中。行く宛のない田中は幼い頃によく遊んだ公園で野宿。父には借金があり、田中の名前でも複数消費者金融から借金。見に覚えのない督促状も届いていたそう。坂本は父との面談を提案するが田中は拒否。こうした若者の支援者も少なくないそうで、大阪のワンルームマンションを案内。生活保護申請にも立ち会った。2週間後、支援が成立。月当たり約10万円。