オスプレイの飛行停止措置がきのう解除された。去年11月、鹿児島・屋久島沖で米軍の輸送機・オスプレイが墜落し乗員8人が全員死亡した事故を受け、アメリカ軍は世界に配備しているオスプレイの飛行を停止していた。米国防総省のライダー報道官は、乗務員の安全を最優先に徹底的かつデータに基づき検証し決定した、などと述べた。一方、事故原因については、期待の問題が事故に繋がった、完全には解明できておらず調査を続けるとしている。国内では飛行再開に懸念の声も出ている。沖縄・宜野湾で「原因も解明されないうちに時期尚早だ、飛ばすのは困る」という声などを紹介した。木原防衛相は、米側からは事故の状況や原因・安全対策について前例のないレベルで詳細な情報提供を受け、合理的であると評価している、と述べた上で「運用再開は地元の皆様の不安・懸念の払拭のため再開前に丁寧に説明したい」などの考えを示した。