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「展望リポート」 のテレビ露出情報

日銀の12月利上げはあるか。伊藤忠総研・武田淳さんの解説。武田さんは「決定会合では展望リポートが出た。2026年度にかけて景気の拡大が続き消費者物価2%上昇率で推移するという見通しが今回も示された。実質成長率は1.1%、2026年度は1%。受給ギャップが1年半で解消するという見通しが示された。消費者物価の基調的な上昇率が2026年度の後半にも物価安定目標の数値と整合的なところにいくとの見通しを維持した。日銀の基本的な考え方には大きな変更はない。現状認識として実質金利はきわめて低い水準としている。今の金融政策は緩和的で利上げ余地が大きいということを意味する。今後の金融政策運営で経済物価の見通しが実現していけばそれに応じて政策金利を引き上げるという見方も維持。円安の影響は過去に比べ為替の変動が物価に影響を及ぼしやすくなっているというコメントがあった円安が進めば利上げの条件になると示された。発言で変わったところは、利上げまで時間的な余裕があるというフレーズを使っていたが今回は使わないと宣言。植田総裁の説明から判断すると時間的余裕は米国のダウンサイドリスクと関連付けていた。米国の9月雇用統計は非常に強くトランプ政権への期待から円安傾向が続いていた。米国大統領選後の相場について。トランプ氏勝利なら米国長期金利上昇、為替はドル高円安。ハリス氏勝利なら米国長期金利低下、ドル安円高。トランプ大統領が誕生したほうが円安になりやすい。日銀に対し利上げの背中を押すことになりやすい。GDPが発表される。注目は個人消費がどうなるか。減速の要因として台風など自然災害で下押しされた。国内景気の回復というのが確認できれば利上げの可能性というのは上がってくる。サービス価格の動きについても利上げを妨げる要因にはならないというふうに判断される。年内利上げの可能性は十分にある。環境は十分に整っていると思うが政治の圧力が一番気になるところ。ただ平成バブルは利上げを遅らせたせいでバブルを発生させた。日銀の冷静な判断を期待したい。時間的余裕がある表現を使わなくなったということはアメリカのダウンサイドリスクからくる円安はなくなったというだけ、それ以外のリスクは気にしないといけない」などと述べた。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年10月31日放送 10:25 - 13:55 TBS
ひるおび!JNN NEWS
日本銀行が金融政策を決める会合の結果をまもなく公表する。円安の背景の1つは、日米の政治や経済をめぐる先行き不透明感などから、「今回日銀は利上げしない」という大方の予想だ。ただ日銀は「経済と物価が見通しに沿ったものであれば利上げする」というシグナルを出し続けている。このため焦点となるのはきょう公表する「展望リポート」で、経済物価情勢について、どんな現状認識を示[…続きを読む]

2024年3月19日放送 5:45 - 7:05 テレビ東京
モーサテプロの眼
『マイナス金利解除後の「不連続」はない』をテーマに門間さんが解説。日銀のマイナス金利解除は4月の予想が多かったが、春闘の賃上げの数字がよく市場も織り込んでいるためきょうやると決まると思われる。春闘の賃上げ率は前年比5.3%でこのあと下方修正されることは有り得るが、5%程度にはなるのではないかと考える。昨年の3.6%という数字も30年ぶりの伸び率。元々日銀はマ[…続きを読む]

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