マグロの神・やま幸社長の山口幸隆さん。ロケ前日にドジャース選手にマグロを振る舞っていた。毎年1月5日に行われるマグロの初競りで5年連一番マグロを落札し続け今年は歴代2位の2億700万円で落札した。毎朝3時半からさばく神の元へ全国のお寿司屋さんがやってくる。これこそ豊洲名物のやま幸参り。誰でも変えるわけではない。認めた店ごとに合う最高のマグロを卸す。職人に愛される理由がもう1つ。たとえ100万円以上で仕入れても納得行くマグロしか卸さない。その前にマグロの神・山口社長に学ぶマグロの目利き。マグロと言っても産地は様々。山口社長いわく買うべきマグロの産地は季節によって変わる。マグロは通年、漁獲される回遊魚だが1月~5月の春先は千葉のマグロが美味しい。夏は九州方面、9月~12月は大間のマグロがオススメ。冬は脂の味を楽しむ、春は香りを楽しむ。続いての目利き。マグロの柵の状態で見極めることができる。赤みの色が濃いほど味も濃くなる。色が薄いマグロは味も薄く寿司には向かない。神絶賛の赤みの部位が天身。赤みの最上級で味が濃く脂のりが抜群。ヒロミがマグロを卸してもらえるかの試験に挑戦。まずは柵取り。基本的にマグロはブロックのまま出荷されることが多いため寿司職人にとって重要な作業。まず血合いを切り落とす。