日本一小さい造水機「ロカロカ」は川や水路の水を浄水して生活用水に変えることが出来る。開発した西田継さんは、「被災地で今まで使っていた水道がない時にお風呂や洗濯の水に十分なきれいさまでもっていく」と話した。スーツケース自体が造水機になっており従来のものに比べると重さは約半分。ポンプを繋げば1日最大10トン=約20世帯分の生活用水を確保できる。西田継さんは、「飲める水さえあればいいんじゃなくて、明日にでも出来るだけ気持ちよく生きていくために生活用水が必要になるんじゃないか」と語った。開発のきっかけは能登半島地震で断水地域の復旧のために現地を訪れた経験から。人がやっと通れるくらいの道がそこら中にあり今までの造水機では大きすぎて運べないので、どんな状況でも日常を支えるため改良を重ねている。西田さんは、災害に耐える世の中に貢献できたらうれしいと話した。
住所: 山梨県甲府市武田4-4-37
URL: http://www.yamanashi.ac.jp/
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