7月1日から山梨県側で始まった富士山の夏山シーズンはきょう、最終日を迎えている。5合目では午前中、霧に包まれたが最後の夏山登山を楽しもうと訪れた人や、ご来光を見て下山してきた人の姿がみられた。富士山の山梨県側ではことし初めて5合目にゲートが設置され、1人2000円の通行料を徴収したうえで、混雑防止のため一日あたりの登山者を4000人までとし、いわゆる「弾丸登山」を防ぐため午後4時から翌日の午前3時まではゲートを閉鎖する登山規制を行っている。県によるときのう時点で、5合目のゲートの通過が許可された人が最も多かったのは、今月7日の3382人で、一日の上限4000人に達した日はないという。ゲートはきょう午後4時に閉まる予定。